AirPodsの製品写真
公式ショッピングサイトでの出荷は、12月19日時点で「6週」となっている。

「iPhone 7」と組み合わせて使う無線イヤホン「AirPods」。初期注文分の配送が完了し、話題が盛り上がっている。人気のためか品薄の状態で、開発元Apple(アップル)の直営店Apple Storeで販売が始まってすぐ在庫がなくなったとの声もある。国内の公式のショッピングサイトでは12月19日時点で次の出荷まで「6週」と表示している。

iPhone 7/7 Plusではイヤホンジャックが廃止になり、従来の有線イヤホンを使うのがいささか難しくなった。これに対応しているのが新型イヤホンであるAirPods。Bluetoothで通信し、ケーブルがなくてもつながる。もちろんiPhone 6s以前の機種でも利用できる。


従来の無線ヘッドホンに比べ設定が簡単で、イヤホンへのタップ操作でいつでも接続した状態になるとしている。また耳に装着すると自動で感知して通信を始め、耳から外すと一時停止する。

さらに装着している人が話をはじめるとすぐ認識し、内蔵マイクで音声を拾う。ダブルタップすれば、iPhoneの音声アシスタント「Siri」を呼び出し、楽曲の再生、停止、音量の変更などを行える。

iPhoneのほかApple Watch、iPad、Macといった製品と組み合わせられ、つながる機器は必要に応じてすばやく切り替えられる。

AirPodsは1回のフル充電で5時間再生できる。また24時間以上聴き続けられるように複数回充電できる充電ケースがついている。このケースを使うと15分の充電で3時間再生できる。バッテリーの残量が知りたければ、AirPodsをiPhoneに近づけるか、Siriに「AirPodsのバッテリーはどのくらい?」と聞くけばよい。

いわば「スマートイヤホン」とでも呼べるが、個々の機能よりもAppleブランドの新機軸の製品という点がファンを引き付けているのだろう。

公式ショッピングサイトでの販売価格は1万6,800円 (税別) 。