机の上で踊るロボホン
ロボホンが「恋ダンス」を披露

携帯電話としても使える人型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」が、人気テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で話題になっている「恋ダンス」を披露した。ロボホンの開発元であるシャープが動画をインターネット上に公開している。


逃げ恥といえば、周知の通り海野つなみ氏による漫画をもとに制作した連続ドラマで、10月からTBSテレビで放送中。ドラマの内容はもちろん、各回の終わりに出演者らが主題歌「恋」に合わせて踊る「恋ダンス」がインターネット上で話題だ。


最近は著名人が恋ダンスを踊る動画をTwitterに投稿するなどして、注目を浴びている。その流行にロボホンも乗ってドラマで恋ダンスを披露したうえ、YouTubeでも視聴できるようにしている。


ロボホンは5月に発売となったモバイル型ロボット電話、シャープと東京大学が共同開発した。身長約19.5cmと、2足歩行できる人型ロボットとしては小型のサイズ。電話、メール、カメラなどが使えるほか、「検索」「音楽・動画」「天気」「ニュース」といった各種アプリケーションも利用できる。またレーザープロジェクターを搭載し、写真、動画、地図などを机の上などに投影できる。

さらに小さな手足は、コンピューターの制御によって複雑な動作をさせることが可能。シャープがTwitterに投稿した説明によると、今回の演技は特別なプログラミングにより実現したものだとか。さまざまな制約があり、詳細は一般公開できず、市販のロボホンは踊れないとも述べている。

ロボホンによる恋ダンスは、12月下旬の逃げ恥最終回まで期間限定で閲覧できる。