ベジータとVEGEATA
ベジータと料理。似合うような、似合わないような

東芝ライフスタイルの冷蔵庫「VEGETA」が人気漫画「ドラゴンボール」のキャラクター「ベジータ」とコラボレーションを行い、話題になっている。

VEGETAは野菜室に工夫があり、野菜の鮮度を長く維持したまま保存できるのが特徴。今回はその特徴を宣伝すべく、野菜を生かしたレシピを募集するキャンペーンを開始。抽選で国産野菜3か月分などの賞品も当たるようにした。


TwitterまたはInstagram(インスタグラム)で東芝VEGETAをフォローしたうえで、作った野菜料理の写真をハッシュタグ「#東芝VEGETAレシピ」または「#東芝ベジータレシピ」を付けて投稿すれば、誰でも参加できる。

そこまではよいのだが、キャンペーンのキャラクターとしてドラゴンボールのベジータを起用したことで、同作品のファンをざわつかせている。

ベジータといえば、主人公孫悟空のライバルでもあり、サイヤ人という異星人の王子。冷徹で誇り高い戦士という印象だったが、それがエプロン姿で野菜のレシピを募集している姿は衝撃的だ。

とはいえベジータと料理のかかわりは古い。1991年発売のCDアルバム「ドラゴンボールZ ヒット曲集 8 キャラクターズ・スペシャル2」では、ベジータが歌いながら丁寧にお好み焼きの作り方を教える楽曲があり、その意外さが十数年を経てインターネット上であらためて脚光を浴び、話題になりもした。さらに2015年放送のアニメ「ドラゴンボール超」でも劇中で諸般の事情からたこ焼き職人の姿になり、やはりファンを呆然とさせている。

キャンペーンの賞品
賞品の1つ「お好み焼きヘラセット」、もしかして「お料理地獄」を知っててやってる?

いったいベジータは次に何をさせられるのか。かすかな緊張とともに、わくわくしてきたファンもいるのではないだろうか。