ソリッドシールド構造のイメージ
ステンレススチールのフレームを入れた「ソリッドシールド」構造

スマートフォンを使っていると避けられない「画面割れ」のリスク。なにかのはずみにヒビが入ると、見ためはみすぼらしく、使い勝手も悪くなる。そこに注目して対策を強化した新機種が登場した。

デザインは普通のスマートフォン
左からCopper、Black、Whiteのカラーリング

富士通が開発し、NTTドコモが取り扱う「arrows NX F-01J(アローズ エヌエックス エフ ゼロイチジェイ)」。12月2日に発売予定だ。


「SOLID SHIELD(ソリッド シールド)」という特殊な構造を採用。内部にステンレススチールのフレームを追加したうえ、四隅に丸みを持たせ、普段使っていて起きがちな落下、それに圧迫などの衝撃に耐えられるようにした。

ディスプレイ周囲には、特殊なアルミニウムを採用し、さらに独自のハードアルマイト加工を施して、チタン合金を超える硬度を実現したとのこと。

ソリッドシールド構造の説明
各所に衝撃を分散させる仕掛けがついている

NTTドコモのスマートフォン史上最も厳しい試験に合格している。1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させて画面が割れないことを確認したそう。

濡れても壊れない「防水」、ホコリまみれになっても無事な「防塵」仕様で、米国国防総省の定めた軍用規格「MIL-STD-810G」14項目に準拠しており、キッチンや浴室といった屋内で水を使う場面はもちろん、豪雨や雪山などさまざまな環境でも便利に使えるという。

画面サイズは5.5型で、iPhone 7より大きくiPhone 7 Plusと同程度。重さは約169gで、iPhone 7とiPhone 7 Plusの中間。