ペン型辞書「ナゾル」
便利かも

分からない言葉をなぞるだけで意味を調べられるペン型スキャナー辞書「ナゾル」をシャープが12月8日に発売する。

本や新聞、雑誌を読んでいて、わからない言葉があったときに、本体スイッチを押して紙面の該当部分に重ねていくと、液晶画面にその解説があらわれる。調べた履歴は100件まで保存でき、あとから再確認することも可能。


国語モデル「BN-NZ1J」と英和モデル「BN-NZ1E」の2種類がある。

国語モデルには「スーパー大辞林3.0」を搭載。新語を豊富に収録するほか、現在一般的な意味を優先表示する。

英和モデルに「グランドコンサイス英和辞典」を搭載。日常語に加え理工、医学、社会科学、IT、生活、法律、スポーツ、と多方面の専門語も収録している。洋書、英字の新聞・雑誌を読みたい場合や、仕事で英語の文書を扱う場合に、単語調べに手間をかけずに済む。

単語を撮影すると意味が分かるキングジムの「イミシル」など、こうした手軽な辞書装置はときどき登場する。スマートフォンで「Google翻訳」アプリケーションなどを使うより便利だろうか。

イミシルのイメージ画像
こちらはキングジムの「イミシル」

ナゾルはオープン価格だが店頭実勢は1万2,880円(税別)。