ヤフーの開発した弁当
ヤフーの開発した弁当。本格的だ

ヤフーは、新たな弁当を開発した。ミシュランガイド3つ星の日本料理店店主が考案し、九州は宮崎県産の野菜や豚肉を多く使っている。

正式名称は「【ミシュラン3つ星獲得 店主が作る】宮崎県綾町のおいしい野菜達を使った和食膳」。


日本料理店「青山えさき」の店主が選んだ宮崎県綾町の食材を使う。ワイン作りで出るブドウのしぼりかすを与えて育てた「綾ぶどう豚」の肉をミソ味で仕上げたショウガ焼き、歯ざわりと歯ぎれがよいキノコ「綾ひめたけ」のたきこみご飯、地場の野菜「大玉トマト」「綾小松菜」など。着色料、保存料、香料は無使用で、カロリー量は500kcal以下。

販売価格は1,250円(税込)と気張っている。東京・新宿の伊勢丹新宿店と、ケータリングの「ごちクル」で購入できる。

そもそもなぜヤフーが弁当を開発したのか、という疑問が浮かぶが、ごちクルを運営するスターフェスティバル、および綾町と協力した「ふるさと納税応援弁当」という取り組みだそう。

地方自治体への一定額の寄付で税の控除を受け、かつ返礼を受け取れる国の制度「ふるさと納税」と、その仲介サイト「Yahoo!ふるさと納税」の宣伝を兼ねる。弁当で使っている綾ぶどう豚など食材の一部は、綾町へのふるさと納税の返礼にもなっている。