新時代の自撮り器具「Selfie Feet」

「Selfie Feet」は、足に取り付けて撮影する新時代の自撮り器具。英国Quin Media Groupが開発した。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
足に取り付けて撮影する新時代の自撮り器具「Selfie Feet」

「Selfie Feet」の開発者は、自撮り棒は便利ではあるが、かさばるしそれなりに重いので、持ち歩くのが面倒だと思っていたという。また写真を撮影すると、自撮り棒を持つ自分や自撮り棒自体が写りこむのも好きではないと考えていたそうだ。


新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
参考画像:自撮り棒の“棒”が写真に写りこんだ例
言われてみると、たしかに鬱陶しいかも?

「Selfie Feet」は、これらの問題を解決するために開発された器具。かさばる棒を持ち歩かずに済む上に、棒の写りこみを防ぐこともできる。

使用するには、製品付属のバンドを、足とスマートフォンに巻きつける。バンドに組み込まれたマグネットの力で、スマートフォンが足に固定される仕組みだ。撮影には付属のリモートシャッターか、スマートフォンのセルフタイマー機能を使用。だが開発者は、完全なハンズフリー撮影が実現できるので、セルフタイマーの使用がおススメだとしている。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
使用するには靴と

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
スマートフォンにバンドを巻き

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
スマートフォンを靴に取り付ける

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
専用のリモートシャッターでシャッターを切れば

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
自撮りができる!

バンドを取り付けるのは靴でなく、素足でもかまわない。また、そもそも足でなくても、ボトルや空き缶、木の幹などに装着することも可能だ。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
バンドは、素足や

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
木の枝に巻きつけて使用することも

撮影時のコツは、足をまっすぐ伸ばすことだという。足が曲がってしまうと、写真に足が写りこんでしまうためだ。足をまっすぐにのばすには、入浴後のストレッチなどが有効だそうだ。余計なお世話という気もするが、事実ではあるだろう。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
足は真っ直ぐに伸ばすのがコツ
バレエを習っていた人には簡単だろう

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
身体が固いと、足が写りこむ
ストレッチしよう!

またQuin Media Groupでは、マグネットが入ったシューズ「Selfie Shoes」も販売している。このシューズを履けば撮影時に靴にバンドを巻くひと手間が省け、スムーズに自撮りができるとしている。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
自撮りのチャンスがありそうな日は、この靴を履いて!

「Selfie Feet」のオンラインストアから購入できる。価格は28.99ドル。日本への配送料が別途9.99ドル必要となる。

新時代の自撮り器具「Selfie Feet」
こんな撮影が得意
人が寝ころんで撮影したら
結構大変?

さて、「Selfie Feet」を見て、これを悪用し、スカートの中を盗撮する輩がでるのではと心配する向きもあるだろう。だがおそらく大丈夫だ。足にスマートフォンを取り付けて街を歩いたり、電車に乗り込んだりする人は、とにかく目立つ。これで不審な動きをしたら、「私が盗撮犯です」と自白しているようなもの。絶対に、と断言はできないが、「Selfie Feet」の悪用は難しいのではないかと考えられる。