ニコンの耐衝撃・防水コンデジ
丸まっこいデザインだ

大人から子どもまで楽しめる耐衝撃コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX W100」をニコンが10月下旬に発売予定だ。防寒、防水、防塵性能も備えた強靭(きょうじん)な仕上がり。

おもちゃのような丸まっこいデザインで、手の小さい子どもでも持ちやすい形状になっている。1317万画素、光学3倍ズーム、NIKKORレンズを備え、焦点距離は35mm判換算30~90mm相当。開放F値は3.3~5.9。2.7型モニターを備える。


子どもがカメラを持つ写真
子どもでも持ちやすい(出典:ニコン)

特筆すべきは頑丈さで、高さ1.8mから落としても動作する耐衝撃性能が目を引く。従来機種の「COOLPIX S33」では高さ1.5mまでだったのに比べると、さらに丈夫になった。

子どもに預けて、全力で遊ばせても平気だろうか。ニコンに問い合わせたところ、「落下に強いとはいえ、思い切り壁に投げつけるなど、子どもが無茶をしそうな使い方は勧められない」との回答。やはり大人がついて一緒に遊ぶのがよいようだ。

COOLPIX W100はほかにも水深10mまでのプールなどに潜って撮影ができる。またシャッターボタンを全押ししてからカメラを水中に入れると、被写体の顔を認識して自動撮影する機能があり、大人は潜らず水中の子どもだけ写真に収めるといった操作も可能だ。

水中撮影のようす
大人は潜らず、水中の子どもを撮影することも可能

これに加え-10℃までの耐寒性があり、スキー場などウィンタースポーツでも扱いやすい。防塵性能もあり、公園の砂場で安心して利用できる。

このほかBluetoothでスマートフォンと接続し、撮影、加工した写真を簡単に一覧でき、TwitterやFacebookにシェアすることも可能。

本体サイズは約109.5×67.0×38.0mm(突起部除く)、重さは約177g(電池、メモリーカード含む)。本体カラーはブルー、ピンク、マリンの3種類。直販価格は1万9,980円(税込)。