
「世界で最も薄い」とうたったソーラー充電器「ソーラーペーパー」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で申し込みを受け付け中だ。
太陽の下でパネルを開き、USBケーブルをスマートフォンとつなげるだけで充電が始まる。いったん厚い雲が光をさえぎっても、あとになってまた照り出せば自動で充電を再開する。

性能面でみるとパネル1枚あたり2.5W。メインパネルに補助パネルを複数つなげて使えるようになっており、最大6枚、15Wまで増やせる。互いを磁石で接続するため、断線の問題がない。


サイズはメインパネルが約9×11×1.1cm、補助パネルが約9×17.4×0.2cm。iPhone 6s Plusを一回り大きくした程度。重さはメインパネルが75g、追加パネルが65g。


パネルはいずれも防水・防塵(ぼうじん)仕様で、急な雨などに耐える。ただしUSBポート部分には防水機能がないので注意が必要。

このほか本当に充電できているのか不安になる人のために、デジタル電流計も備えており、天気によってどの程度の効果を発揮するのかを確認できる。

過去に米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金を調達した製品。Kickstarter登場時より性能を高めている。日本での正式発売は11月を予定する。