
リオ・オリンピックの開会式は、日本で推計3,865万人がテレビでリアルタイム視聴した。タイムシフトで見た層は144万人いた。ちなみにスマートフォンやPCなどからインターネットを通じて接触した層は641万人だった。
視聴率の調査などを手掛けるビデオリサーチの報告だ。今回のオリンピックは地球の反対側、ブラジルで開催中で、時差が大きいが、関心は高い、ということだろう。
テレビでの視聴者数は、地上・衛星放送で、開会式の番組を「10分以上」見続けた人が対象となっている。標本となった家庭がどのチャンネルに合わせていたかを把握し、全体の規模を推計している。
一方、ネットでの接触者数は、NHK、民放各社、ヤフーのオリンピック特設サイトや、公式アプリケーションを利用した人が対象。もっぱら放送と同時に配信していたライブ映像を閲覧した層が中心だが、一部は文字、写真による速報や実況を目にした層も含む。
ネットでの接触者数を使っている機器でみると、PC経由が549万人、スマートフォン経由が100万人といった内訳になっている。