
日本各地で雷雨が発生し、TwitterやFacebookをにぎわせている。ただ天から降るあまたの滴は、災いにもなれば恵みにもなる。関東では水不足の懸念があったが、少しは解消しただろうか。国土交通省のWebサイトで確認できる。
国土交通省の利根川ダム統合管理事務所が、インターネット上に公開している「利根川上流8ダム諸量・各種観測データ」を見ると、利根川上流にある8つのダムの貯水量は、平均に比べて3分の2程度。取水制限は継続中で、まだ水不足の懸念解消とまではゆかないようす。
ちなみにダムのいくつかはTwitterで毎日の状況を報告している。
そのうち「相俣ダム」では8月3日、「先週カッパ地蔵様にお願いした御利益か、矢木沢ダム流域に雨」など、ほのぼのした発言をしつつ、8つのダム合計の貯水率が58.3%に増えたと喜んでいる。
【相俣便り】相俣ダムの3日14時は雷雨が来そうな暗い曇り、約28℃で貯水率は96.9%の満水。先週カッパ地蔵様にお願いした御利益か、矢木沢ダム流域に雨が降り、昨日は洪水になりました。8ダム合計の貯水率は58.3%に増えました。 pic.twitter.com/dPtJ3dtMN3
— 国土交通省 相俣ダム管理支所 (@mlit_aimata_D) 2016年8月3日
最大の規模を持つ矢木沢ダムなどの貯水量が順調に増えてゆくとよいのだが。