
あまりに熱烈な勧誘ぶりに、ちょっと人をたじろがせていた「Windows 10」への無償アップグレード。いよいよ7月29日いっぱいで終了する。もう通知があらわれなくなると思うと、何だかさびしい気がしなくもない。
ノートPCなどをどれだけ便利に使えるかは、中身である「OS」が大きく左右する。
Windows 10は最新のOSで、スマートフォンのように話しかけるだけで操作ができる音声アシスタントをはじめ、数多くの機能を利用できる。サイバー攻撃などを防ぐセキュリティ面でも優れている。

iPhoneの「Siri(シリ)」と同じく音声で操作するアシスタントだ
7月29日まではキャンペーンとして、「Windows 7」「Windows 8.1」といった従来のOSが入ったノートPCでも、一定の性能があれば、無償でWindows 10にアップグレードできた。
ただしアップグレードによって、使い慣れた操作画面が変化したり、古いアプリケーションや周辺機器が使えなくなったりするのを心配する声もあった。さらにアップグレードを勧める案内が猛然とした勢いで、ほとんど強制に近いのではないかと批判もあり、余計にためらう人もいたかもしれない。
どんな理由があるにせよ、Windows 10へのアップグレードを選ばなかった場合、OSのセキュリティ更新などが受けられる「サポート期間」がいつまでなのかはきちんと把握しておこう。Windows 7は最長で2020年1月、Windows 8.1は2023年1月が限度となっている。
つまりあと数年であまり安全とは言えない状態になる。もちろんそのあいだにノートPCなどを買い替える可能性は十分にあるし、スマートフォンやタブレットがいっそう便利になり、そもそもノートPCなどを使わなくなっている可能性もあるが、一応気に留めておこう。
ちなみに、Windows 10は無償アップグレード終了後も、有償で入手できる。

価格は家庭向けの「Windows 10 Home」が1万9,008円(税込、以下同じ)、オフィス向けの「Windows 10 Pro」が2万7,864円だ。