Twitterの認証済みアカウント
例の青いバッジ、誰でも申請可能になりました

Twitterでは、著名人や大企業を名乗る偽物があらわれた際、区別しやすいよう、本物には「認証済みアカウント」として青いバッジを表示している。従来はTwitterが選んだ相手にだけバッジを授与していたが、このほど誰でも申請可能になった。

誰でも、とは言うものの、手続きは簡単ではない。認証済みの電話番号、確認済みのメールアドレス、自己紹介、プロフィール画像、誕生日(個人の場合のみ)、公式サイトが必要となる。


さらに審査にあたって追加情報を出さなくてはいけない。青いバッジが欲しい理由を答えねばならず、個人は活動している分野における影響力を説明するとか、企業はその使命を語るとか、まるで就職活動で履歴書を埋めるような作業だ。

場合によっては、本人確認のため政府発行の身分証明書(パスポート、運転免許証など)をスキャナーなどで取り込んだ画像などを送る。おまけに、すべての情報をそろえても、審査に通るとは限らない。

詳細はTwitterの公式サイトなどで確認できる。

青いバッジをめぐっては、活動量計や食堂で知られ、Twitterでも人気の高い企業である「タニタ」がもらえていないなど、基準が不明瞭という評判もあったが、誰でも申請できるようになった以上、そうした疑問も解消してゆくだろうか。


またタニタは以前、青いバッジをもらえずTwitter上で嘆いていたところ、一連のツイート(投稿)を見てバッジ授与しようとしたTwitterに対し、考え込んだ上で「新たに目標を決め、達成するまでは受け取らない」とあえて辞退したこともあったが、今度はどうするだろうか。