ニューシャトルの新型車両「2020系」
この列車にシースルーディスプレイが

画面のむこう側が透けて見える「シースルーディスプレイ」を、埼玉県を走る「ニューシャトル」が試験導入する。7月16日から1か月半程度の期間限定だ。

シースルーディスプレイは、シャープが開発した製品。映像を表示しつつ、むこう側の風景も見えるのが特徴で、実用化に向けた準備を進めている。


シースルーディスプレイの見本
シースルーディスプレイの見本。画面のむこうの観葉植物が透けて見える

この5月まで東京地下鉄(東京メトロ)豊洲駅のホームドアにも設置してあったので、見かけた人もいるかもしれない。

今回は埼玉新都市交通、ニューシャトルの新型車両「2020系」の運転室と客室のあいだのドア窓にシースルーディスプレイを設置する。客室からの眺めを損なわず、駅の案内なども同時に確認できる。