ゲリラ雷雨防衛隊の操作画面
あやしい雲をシェア

毎年夏に全国各地で突然降りだす雷雨。被害を防ぐため「ゲリラ雷雨防衛隊」が今年も活動を始める。ウェザーニューズのスマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」で参加者を募集している。

ゲリラ雷雨防衛隊は、2008年の兵庫県神戸市で起きた都賀川水難事故をきっかけにした取り組み。改良を重ねながら毎年実施している。


参加者がスマートフォンで雲を撮影して報告すると、ウェザーニューズがレーダーなどの観測結果と組み合わせて解析し、雷雨の発生を予測する。

参加方法の流れを解説
ゲリラ雷雨防衛隊のしくみ

あとは、あらかじめ「ゲリラ雷雨アラーム」に登録している人に、警告を一斉配信する。前年は、全国平均で発生の50分前までに通知を送れたとしている。

今回は参加者が報告した雲の写真を、より高精度に画像解析できるよう技術を向上している。

ゲリラ雷雨防衛隊リポート一覧
参加者による報告を一覧表示

ちなみに2016年のゲリラ雷雨は8月上旬と下旬がピーク。

ゲリラ雷雨発生予想回数
関東が多めだ

9月も前年比30%増で、やや長引きそうだという。