GT-Rドローンの外観
クールなデザインだ

日産自動車が海外向けに発表したレース用の小型無人航空機「GT-Rドローン」があらためて日本でも話題になっている。静止状態からわずか0.13秒で時速100kmまで加速する性能に注目だ。

世界最大のドローンレース「World Drone Prix」の王者「Tornado XBlades Racing」がカスタマイズを手掛けた機体。ベースモデルは「Sky-Hero」シリーズで、レース用のチューニングを施し、ロードラッグ仕様のキャノピーを備え付け、4枚のローターを高速回転させて巡航する。


GT-Rドローンの飛翔するようす
加速性能の高さが特徴

FPV(一人称視点)で操縦ができ、特別なゴーグルをかぶることであたかもドローンと一体となって飛ぶかのような体験ができる。

GT-Rドローンのゴーグル
操縦者はゴーグルを装着し、ドローンと一体になって飛ぶ

日産は6月にしゃれた動画を公開しており、現在も各国で話題が広がっている。


日産の新型「GT-R」に乗り組んだリカルド・サンチェス選手と、GT-Rドローンを操縦する英国のドローンレース王者ジェームズ・ボウルズ選手が、シルバーストン・サーキットで1.2マイルのコースをともに走り、飛ぶという筋立て。

ドローンレース、カーレース双方の迫力を同時に味わえる内容となっている。