昔から続いている「頑丈な携帯電話」の人気。スマートフォンが主流の時代になっても堅牢さを重視したモデルはしばしば登場する。NTTドコモが7月6日に発売する「arrows SV F-03H」もその1つ。
富士通製で、傷に強いハードアルマイトを採用したサイドフレームや、背面のハードコートが特徴。ディスプレイ周囲にわずかなフチを立て、落下時の衝撃で割れにくくした。防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)はもちろん、米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810G」の14項目に準拠している。
キッチンや浴室といった家庭の水まわり、さらには豪雨や雪山などの環境でも壊れずに利用できる。
デザインは鉱石から削りだしたかのような造形で、表面は真っ二つに割れた鉱石の断面のような艶を出したそう。本体カラー「ゴールド」「ブラック」「ホワイト」も鉱石から着想を得た色合いとなっている。
基本性能はほどほど。ディスプレイは5型HD解像度だ。
カメラは背面が約1,310万画素、前面が約500万画素。OSはAndroid 6.0。CPUはクアッドコアのQualcomm MSM8916(1.2GHz)。メモリー容量は2GB、ストレージ容量は16GB。最大200GBのmicroSDXCメモリーカードを挿入できる。重さは約141g。
FeliCa方式のおサイフケータイが使え、ワンセグも視聴できる。ただしNFCやフルセグには対応していない。