ハンバーガーショップ「マクドナルド」で使える無料の公衆Wi-Fiが話題になっている。実は「モスバーガー」「フレッシュネスバーガー」などの一部店舗でも同様の取り組みは進んでいる。
マクドナルド
まずマクドナルドでは6月20日に「マクドナルドFREE Wi-Fi」が利用可能になる。7月末までに約1,500軒規模へ拡大予定だ。全体の店舗数は約3,000軒弱だから、およそ半分で無料Wi-Fiが利用可能になる。詳細な情報は公式サイトで調べられる。
店舗を訪れた人がスマートフォンなどから「SSID」の画面を開き「00_MCD-FREE-WIFI」を選んだあと、Webブラウザーを起動し、利用規約などを読んで「同意する」をタップ。あとはふだん使っているメールアドレスを入力するか、Twitter、Facebookと連携させてログインすることで、インターネットに接続することが可能だ。
モスバーガー
モスバーガーでは5月に「MOS BURGER Free Wi-Fi」が使えるようになっている。当初は約800店舗で導入してから、順次拡大し、年内には全店舗の約9割にあたる約1,200店舗に広げる予定。詳細は公式サイトで調べられる。SSIDの画面から、訪日外国人は「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」を、日本国内に住む人は「MOS_BURGER_Free_Wi-Fi」を選べば、それぞれ接続設定画面があらわれる。
フレッシュネスバーガー
フレッシュネスバーガーは2015年から「FRESHNESS FREE WiFi」が使えるようになっている。当初は東京都内の「日比谷店」「大手町店」「品川グランパサージュ店」「浅草国際通り店」「渋谷道玄坂店」「宇田川町店」で利用できた。その後徐々に拡大し、公式サイトの検索結果からは34軒が見つかる。
SSIDの画面から「FRESHNESS_Wi-Fi」を選べば接続設定画面があらわれる。朝日ネットの法人向け業務用無線ルーターを利用し、高度なセキュリティ環境を実現したとする。
その他
ロッテリアも「LOTTERIA_Free_Wi-Fi」が利用可能だ。東京都内の数店舗で利用できることが分かっている。複数の公衆Wi-Fiに簡単に接続できるNTTグループのアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」を入れれば、近くのロッテリアで使えるかどうかが分かる。バーガーキングは、携帯電話会社などの有料公衆Wi-Fiは導入しているが、目下のところ独自の無料公衆Wi-Fiは導入していないそう。ファーストキッチンも携帯電話会社などの有料公衆Wi-Fiは使えるものの、独自の無料公衆Wi-Fiについては明らかにしていない。