
三重県四日市市で4月から稼働を始めたゴミ処理施設「四日市市クリーンセンター」では、内部でプロジェクションマッピングによる演出を行っている。小学生などの見学者に、最新ゴミ処理技術などを分かりやすく表示する。
専用の見学コースにCGによるオリジナルキャラクターを登場させ、子どもが楽しみながら技術を学べるよう計らっている。
目玉はコース最後にある蒸気タービン発電室。国内で初めて、蒸気タービン発電機へのプロジェクションマッピングを行っている。

タービンで発電している様子を3DCGで表現し、さらにはキャラクターが壁面を壊して登場するかのような映像演出で、環境についての啓発を印象深く伝えるという。
見学コースは、計画から竣工まで約2年を費やして準備し、発電タービンもプロジェクションマッピングのために、装置の外側を白色に指定して仕上げたもの。世界的にも例がないデザインの施設だとしている。