
東京・秋葉原のカプセルホテル「安心お宿 秋葉原電気街店」は、仮想現実(VR)の視聴体験ができる環境「VR THEATER(VRシアター)」を6月10日から正式に導入する。「攻殻機動隊」などの作品を楽しめるという。
カプセルホテルとしては初の試みとしている。
フロントで申し込みをしたあと、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Gear VR」を借りて装着すると、「進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”」や「「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」 完成版(15分)」などが視聴できる。

基本料は30分500円で、延長の場合は15分につき250円。なお有料作品の視聴料が1作品600円だが、これには30分の基本料を含む。
VRに興味があるが、高額のHMDなどを購入する気持ちはない、という人向け。秋葉原を訪れてカプセルホテルに宿泊する「ついで」として試せるとしている。
今後系列のほかのカプセルホテルにも同様の環境を導入予定。