「@」で始まるツイートの扱いが変わる
「@」で始まるツイートの扱いが変わる

Twitterはよく機能を改変するが、使っている人がとまどう内容も多い。最近の発表で、今後は「@」で始まるツイート(投稿)がタイムライン(投稿の一覧画面)で全体公開になる場合があると告知したが、また混乱を呼ぶかもしれない。

「@」で始まるツイートの意味


Twitterには、「@jic_news」という風に相手の「ユーザー名」を最初につけてツイート(投稿)すると、誰にあてた内容かをはっきりさせられる機能がある。相手には通知が届き、見落とされずに済む。


特定の個人間のやりとりという意味合いが強く、従来「@」で始まるツイートは、本人達か、双方をフォローしている人のタイムラインにだけあらわれるようになっていた。

しかしTwitterはこれを改変。今後数か月で、場合によっては「@」で始まるツイートをした人をフォローしていれば、あてさきの相手をフォローしていなくても、タイムラインから見えるようにすると告知した。

つまり友達が自分の知らない相手に話しかけるようすが、いきなりタイムラインにあらわれるかもしれない、ということだ。

「返信」はこれまで通り


どんな場合に「@」で始まるツイートがタイムラインで全体公開になり、どんな場合はそうではないのだろうか。

まず誰かがすでに投稿したツイートに返信(リプライ)をする場合は、これまで通りだ。元のツイートをした人、返信した人双方をフォローしていなければタイムラインからは見えない。


例えば友達が自分の知らない相手と延々と返信し合いながらケンカしていたとしても、それがタイムラインを占領する恐れは低い。

一方、誰かのツイートに返信するのではなく、新規に「@」で始まるツイートする場合は、あてさきの相手をフォローしていない人のタイムラインからも見えることになる。

例えば友達が自分の知らない相手を食事に誘おうとして、これまでの会話と無関係に「@」で始まる新規ツイートをすると、それがタイムラインにあらわれる。


つまり同じ誰かのツイートへの返信かどうかで見え方が変わるという、ちょっと複雑なルールになるのだが、慣れれば間違えずに使いこなせるだろうか。