留守電がテキストに
留守電がテキストに

スマートフォンの留守番電話メッセージをテキストにして保存できる「スマート留守電」をソースネクストが始めた。

テキスト化した留守電は、スマートフォンの専用アプリケーションからすぐ閲覧できる。留守電が例えば電話番号や住所などを含んでいた場合、いちいちメモを取る手間が省ける。また電話番号であれば該当するテキストを選ぶとすぐ折り返し電話ができる。ほかにも任意のテキストをタップすると、元の音声を聴ける。


テキスト化してくれるのでメモ要らず、折り返しの連絡が簡単
テキスト化してくれるのでメモ要らず、折り返しの連絡が簡単

アプリだけでなく、メールでもテキスト化した留守電を確認できる。音声ファイルも添付してあり、必要に応じて再生することが可能。これにより、スマートフォンだけでなくPCからも留守電の内容を確認できる。

PCでメールとしても受け取れる
PCでメールとしても受け取れる

またもし留守電を残した相手が、宅配便のドライバーや、レストラン、銀行だった場合、その電話番号をアドレス帳に登録していなくても、外部の法人データベースを自動で参照して発信元を表示することが可能。いったい誰がかけてきたのか分からない、といった問題を緩和する。

企業からかかってきた留守電ならアドレス帳に載っていなくても分かる
企業からかかってきた留守電ならアドレス帳に載っていなくても分かる

加えて、スマートフォンを複数台持っている場合や、固定電話を併用している場合、それらにかかってきた留守電も、1台のスマートフォンにまとめて読むことが可能。

使い方はまずアプリをダウンロードしたあと、専用電話番号を入手。次に普段使っている電話番号にかかってきた着信を、この専用番号に転送するよう設定すれば完了。転送設定は携帯電話会社ごとに異なる。


当初利用できる携帯電話はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクをはじめ、Y!mobile、UQ mobile、mineo au プラン、mineo ドコモプラン、楽天モバイル、OCN モバイル、DMM mobile、BIGLOBE LTE・3Gだ。

それぞれの通話転送機能が使えればよく、携帯電話会社ごとの留守電サービスに加入している必要はない。

料金はAndroidスマートフォンでは月額290円(税別)、iPhone版では月額360円(税込)で利用できる。