熊本地震による災害について、被災地にきめ細かな情報を案内するため、新たなラジオ局「くまもとさいがいエフエム」が登場する。

総務省の九州総合通信局が、熊本市に対して、「超短波放送局(臨時目的放送局)」の免許を付与した。


この放送局は、既存のコミュニティ放送局である熊本シティエフエムから機材やスタッフの支援を受け、熊本地震による災害に関して情報発信する。

呼出符号はJOYZ0O-FM、周波数は79.1MHz。

送信所は熊本市西区(金峰山)、スタジオは熊本市中央区。放送区域は熊本市の一部。

熊本シティエフエムは地震発生直後から、通常の番組を中断するなどして災害状況を放送してきたが、新ラジオ局の設立で、より細やかな情報発信が可能になると見られる。一部で携帯電話や光回線にも不具合が出ている状況を考えると、情報入手の手段が増えることは有効。