
色々な立体物を印刷できる3Dプリンター。せっかく買ったが設定がめんどうで、お蔵入りになりそう、という人向けに、スマートフォンからワンタッチで操作できるようになる「Fabbop」が登場した。ビトムという東京都の企業が開発した。
ビトムによると、家庭用の3Dプリンターをうまく使うためには、PCなどで「スライス設定」を行う知識と経験が必要だが、慣れない人にはいささか煩雑。


Fabbopは、手持ちの3DプリンターにUSBで専用装置をつないで、Webサイトに情報を登録すると、あとはスマートフォンなどからサイトを開くだけで遠隔操作ができるようになる。スライス設定も自動化してくれる。


印刷用のデータを投稿したり、ほかの人が投稿したデータを選んで印刷したりすることも可能。また1台の3Dプリンターを複数人で共有して使える。
国内メーカーを中心に複数の3Dプリンターに対応しているとのこと。

なお、3Dプリンターにつなぐための専用装置はオープンソース。ビトムから入手できるほか、自作することも可能。