
「人工知能(AI)」が写真を見て、何がうつっているのかを調べ、視覚障害者のために言葉で教える。Facebookがこんな新機能を導入した。
FacebookでもTwitterでも、写真をシェアして楽しむ人はとても多いが、視覚障害者には何がうつっているのか分からないと、話題についてゆきづらい。
世界に全盲の人は約3900万人、弱視の人は約2億4,600万人いるといい、また事故や病気で後天的にそうなる可能性は誰にでもある。
Facebookでは「AI」が写真を自動で調べ、何がうつっているのかについて、テキストによる注釈をつける。「画像にはふたりの人、サングラス、空、屋外、水」といった具合だ。

iPhoneの「スクリーンリーダー(画面読み上げ機能)」などを利用していれば、画面に指で触れてスワイプしていくと、こうしたテキストを音声として聞ける。
ちなみにTwitterも、視覚障害者のため写真にテキストで注釈をつける機能を追加したばかり。そちらは投稿する人が手動で簡単な説明を書き添える仕組みだ。