
人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の中で作った建物を、3Dプリントする授業が愉快だ。この分野で実績のあるカブクが総務省の事業に協力した。
カブクはゲームに登場する人物や建物を3Dプリントする技術を持ち、すでに「ドラゴンクエスト」シリーズなどに協力している。

今回は新たに、総務省が進めるマインクラフトを活用したプログラミング学習の実証事業に協力した。東京都・渋谷区の立猿楽小学校で45分の授業を10回実施している。
教育のための専用版「Minecraft Edu(マインクラフトエデュ)」を使って、小学生が「整地プログラミング」を覚えて実際に試し、さらに整地した場所に家も建てた。それぞれの家は参加した小学生が事前にテーマや設計図を作成し、目標に沿ってデザインしたもの。
最後にこれらの家をフルカラーで3Dプリントし、データと実物を比較したり、立体構造について考えたりしたそう。


なお、できあがった家の見本はWebサイトから閲覧することが可能。なんだか楽しそうな授業だ。