
人によって異なる「二日酔い」の酒量。息を吹きかけるだけで、飲みすぎていないかどうか目安を教えてくれる「TISPY(ティスピ―)」を、東芝グループが発表した。クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で予約でき、目標金額を達成すると購入できる。

呼気(息)を調べるアルコールチェッカーはすでに多くあるが、多くはその場限りの測定を行うだけだとか。一方でティスピーは測定を重ねるごとに学習し、個々人に合った目安を教えてくれる。
例えば、飲酒後に「二日酔いになったかどうか」を入力すれば、ティスピーはそれを記録。次の飲酒時には、「今日はペースが速いよ」「そろそろ水を飲んだ方が良いよ」といった具合にペース配分や量など二日酔いにならないための助言を出してくれる。小さな有機ELディスプレイ、LED、ブザーなどを備えており、必要に応じて警告を出せる。

なお、自動車などの運転の可否を判断するのには使えないそう。
ちなみに測定結果はSDメモリカードに保存し、あとからPCなどで参照することが可能。Wi-Fi搭載SDメモリカード「FlashAir」を使えば、スマートフォンやタブレットなどから無線で閲覧することもできる。


価格は早期割引の場合、SDメモリーカードとのセットが8,100円(税込)からとなっている。早期割引にはFlashAirとのセットもあったようだが、そちらの第一弾の予約はすでに埋まってしまったようだ。