軍用規格の丈夫な作りで、スマートフォンとも通信できる腕時計「Smart Outdoor Watch  WSD-F10」を、カシオ計算機が3月25日に発売する。

米国の国防省が制定した米軍の物資調達規格「MIL-STD-810G」に対応している。水辺や雨天時でも使える5気圧防水。


内蔵する圧力センサーや方位センサーで、周囲の自然環境の変化を読み取り、自分の運動量を計測できる。スマートフォン向けアプリケーションと組み合わせ、地図を手元で確認したり、登山ルートを把握したり、天気を確かめたりといったことが可能。

さらにカシオのデジタルカメラ「EXILIM Outdoor Recorder EX-FR100」と連携し、腕時計からカメラを遠隔操作できる。

文字盤にモノクロとカラー、2つの液晶を重ねて搭載している。カラー液晶は各種センサーが計測した情報などを表示し、モノクロ液晶は時刻を表示する。

電池の持ち時間は通常、1日以上。ただしカラー液晶を消してモノクロ液晶で時刻だけを表示するようにすれば、1か月以上持つ。2時間でフル充電する。


OSはAndroid Wear。価格は7万円(税別)。