腕につけた小さなリモコンで操作できるアクションカメラ「HDR-AS50R」が3月4日に発売予定だ。ソニーが開発した。

特徴の1つはリモコンのサイズ。デザインを刷新して従来モデルに比べ約3割小さくし、身に着けやすくなった。付属のベルトを用いて腕に巻ける。



また付属のマウントアダプターと別売りのアクセサリーを組み合わせれば、自転車のハンドルに取り付けられる。新たにリモコンからカメラの電源オン、オフ操作もできるようになっており、例えば自転車のサドルにカメラを固定した状態でも便利に使える。


これに加え付属品として、水深60mまでの水中撮影に対応した防水、防塵(ぼうじん)、耐衝撃ハウジングがあり、カメラを内部に格納すればマリンスポーツやダイビングなどでも使える。



ちなみにソニーによると、リモコン側も水深3m、30分までの防水機能があるそう。ただし水の中に入るとカメラと通信できなくなる。サーフィンなど水上で使う想定だろうか。海などに潜る場合は直接カメラ本体を操作する。

なお、カメラには有効1,110万画素、1/2.3型Exmor R CMOSセンサーとF値2.8のZEISS テッサーレンズを搭載。既存のフラッグシップモデルに搭載したブレ補正機能を採用する。連続撮影時間は2時間25分をうたっている。

重さは約58g(撮影時総質量約83g)。オープン価格だが店頭実勢4万円前後(税別、以下同じ)、リモコンなしのカメラ単体版もあり、そちらは2万5,000円前後となっている。