グーグルの無料キャンペーン、セキュリティに気を付けてね、ということ
グーグルの無料キャンペーン、セキュリティに気を付けてね、ということ

「Gmail」や「Googleドライブ」を使っている人は、「乗っ取り」被害にあわないよう、きちんと管理しているだろうか。数分で終わるセキュリティ診断をすると、2GBのデータ保存容量がもらえるキャンペーンをGoogle(グーグル)が実施している。「ログインとセキュリティ」欄から始められる。

もらったデータ保存容量は、Gmailのメールを保存するのにも、Googleドライブに書類などを保存しておくのにも利用できる。


セキュリティ診断でデータ保存容量が増えるよ
セキュリティ診断でデータ保存容量が増えるよ

スマートフォン関連の話題に詳しい専門ブログ「携帯総合研究所」が、セキュリティ診断の詳しいやり方を紹介している。

それによると、診断の流れは次の通り。「アカウント復旧情報の確認」「最近のセキュリティイベントの確認」「接続されている端末の確認」「アカウント権限の確認」「アプリパスワードの確認」「2段階認証プロセスの設定の確認」といった順で進む。

ちょっとめんどうそうな言葉が並ぶが、グーグルの分かりやすい案内に従って情報を入力してゆけば意外と簡単に終わってしまう。

ちなみに「アカウント復旧情報」というのはパスワードを忘れてしまった場合などに備え、ほかのメールアドレスなどに状況を解決するための案内を届けてもらえるようにしておくこと。

「最近のセキュリティイベント」というのは、セキュリティを守るために最近、自分でどんな設定をしたかをあらためて見直すこと、などとなっている。

なおグーグルのどのようなサービスを使っているかによって診断の流れは少し変わる。インターネットコム編集部が試したところ、かなり手短かに終わってしまった。人によってはそれこそ1分もかからないかもしれない。

人によっては1分かからない場合も
人によっては1分かからない場合も

なお、このキャンペーンは、グーグルが前年に続き「インターネット安心デー」を記念して実施しているもので、前年参加した人もまた参加して新たにデータ保存容量をもらえる。