ソフトバンクの携帯電話を契約した25歳以下の人とその家族が、追加のデータ通信量をもらえるキャンペーン「ギガ学割」の内容が突然変更になった。最初の発表では毎月3GBずつ受け取れるとしていたが、本人だけは2倍の6GBにするという。36ヵ月にわたって利用でき、合計200GB超になる。家族は毎月3GB、合計100GB超のまま据え置き。1月15日から始まる。

auは、25歳以下の人が毎月5GBずつ、26歳の誕生日までデータ通信量をもらえる学割キャンペーンを発表しており、それに比べるとソフトバンクはちょっぴり見劣りがするという評判だった。


しかし毎月6GB受け取れるとなれば、そう悪くない。同じ携帯電話会社を10年以上も使うとかでなければ、ソフトバンクも学生の選択肢として魅力があるのではないだろうか。なお、ギガ学割はデータ通信量ではなく基本料の割引なども選べるが、そちらの内容は当初と変わっていないので、差が開いてしまっている。ちょっと急ごしらえの変更という気はする。

とはいえ、この種の携帯電話会社の競争は、いったん始まるとしばらく続くので、ほかの会社の動きをもう少し見守ってもよさそうだ。まだ学割の内容を伏せたままのNTTドコモの発表も待ちたい。