
高速で窓をふく掃除ロボット「WINBOT W930」の販売が始まった。ガラス1枚を約3分できれいにする。ECOVACSが取り扱っている。
WINBOTは、窓を専門にふくロボットのシリーズ。人の手が届きにくい背の高い窓や、窓の外側に張り付けてスタートボタンを押すだけで掃除ができる。バケツや脚立の準備も不要だ。最新モデルのW930は、なかなかあかぬけたデザインをしている。

最大の特徴は、窓をふくモップの部分の面積を従来の2倍にし、窓を移動するための部分から独立して機能するようにしたところ。これまで150×100cmサイズの窓ガラスを1枚ふくのに7~8分かかっていたが、3分ほどに短縮できるようになった。
また水汚れをかき出すワイパーを360度に配置しており、汚れをうまく落とせるそう。
電子頭脳も改良しており、自動掃除を一時停止させても続きから掃除を行うレジューム機能が付いた。カギや取手といった窓の障害物も賢くよけて掃除をするそう。
有線で電源につないで利用するが、従来モデルと同じく、ケーブルが抜けてしまった場合や停電が起きた場合も、約15分は窓から落ちないでいられるバックアップバッテリーを搭載する。

また命綱の役割をする安全ロープを備え、窓枠なしのガラスにも対応する。販売価格は6万4,584円(税込)。