キャラクターデザインはmikumaさん
キャラクターデザインはmikumaさん

人気4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカリスト「Fukase」の声でさまざまな楽曲を歌わせられる「VOCALOID(ボーカロイド、ボカロ)」製品を、ヤマハが1月28日に発売する。

ボーカロイドは、PCに歌詞とメロディーを入力すると、人間のような歌声を合成できる技術。ヤマハは「VOCALOID Editor」と呼ばれる編集アプリケーションと、「歌声ライブラリ」と呼ばれる歌手の声のデータベースを出しており、これらを組み合わせて使うようになっている。いずれもVOCALOID 1、2、3と改良版が登場し続けている。


今回は最新版「VOCALOID4」向けにSEKAI NO OWARIのボーカリスト、Fukaseの声のデータベース「VOCALOID4 Library Fukase」が発売になる。2種類の日本語ライブラリと1種類の英語ライブラリがあり、どちらの言語でも伸びやかで透明感のある歌声を再現できるという。

パッケージのキャラクターは、2015年にイラストSNS「pixiv(ピクシブ)」で開催した「VOCALOID4 Library Fukaseキャラクターデザインコンテスト」の大賞受賞者「mikuma」によるもの。

VOCALOID4 Library Fukaseの販売価格はダウンロード版で1万4,000円(税別、以下同じ)。オープン価格のパッケージ版も用意する。

また初心者向けにスタインバーグ社のデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)「Cubase」と簡単に組み合わせて使えるよう、「VOCALOID4 Editor for Cubase」を一緒にしたスターターパックも発売する。そちらの価格はダウンロード版で2万2,000円となっている。

通常版とスターターパックの2種類があり
通常版とスターターパックの2種類があり

PCの対応OSはWindows 10/8.1/8/7 SP1(32/64bit)、Mac OS X 10.11/10.10/10.9/10.8。詳細は「VOCALOID4」の公式サイトで確認のこと。