スマートフォンなどで撮影した動画を投稿し、簡単にほかの人と共有できるSNS「ビジュアモール ムービーライブラリ」を、ソフトバンクが始めた。利用は有料となっている。

スマートフォンやタブレットに専用アプリケーションを入れると、動画の撮影、編集、投稿、共有まで一通りのことができる。動画にコメントをつけたり、点数形式で評価したり、使っている人同士でプライベートなメッセージを送受信することも可能。


動画はチャンネル単位でまとめて管理でき、細かく視聴制限、許可を設定できる。また動画の公開期間終了後は自動で非公開にできる。

おおまかなところは、YouTubeに似ている。

ただしムービーライブラリは「ビジネス用」。動画は自動で暗号化し、視聴する側の使っている機器に応じた最適なセキュリティプロトコルで配信するそう。視聴した側の機器にデータが残らないストリーミング形式を採用し、ログイン認証、IPアクセス制御、動画ごとのパスワード認証が使える。

初期費用は3万円。月額費用10万円で、最大1,000人まで利用でき、投稿できる動画の容量は合計50GBまで、データの配信流量を気にする必要はないとしている。各種追加費用を払うとこれらの上限は緩和できる。

社内周知の共有、工事現場や設備点検など現場担当者からの状況報告、研修やセミナー、マニュアルなどの共有、といった用途を見込む。