ひとり、最高 |
20〜30歳代のクリスマスの過ごし方は「ひとりで(クリぼっち)」が21.7%であり、「恋人と過ごす」の14.8%を上回った。ちなみに1位は「家族と過ごす」の40.5%。NTTソルマーレがこのような調査結果を発表した。
5人に1人がひとりを選んでいる |
NTTソルマーレが運営する電子コミック配信サービス「コミックシーモア」で、読者の20〜30歳代の男女各300人、合計600人にアンケートを行った。クリぼっちの多さに着目し、該当する層はクリスマスに漫画を読んでキャンペーンに参加すれば楽しい、と促す内容になっている。
それはともかくとして、約5人に1人というクリぼっちの割合は何とはなしに胸にせまるものがある。なお、20歳代男性に限ると、クリぼっちの割合は約4割(38.6%)に上昇する。30歳代男性でも27.1%で、どちらかといえば女性より男性に多いことが分かる。
20歳代男性では約4割だ |
ちなみにクリぼっちは「クリスマスを1人で過ごすこと」を示す流行語で、クリスマスの「クリ」とひとりぼっちの「ぼっち」が語源になっており、かような言葉が広まるほど日本でクリスマスといえば「恋人や家族と過ごすイベント」と見なされていると、NTTソルマーレはやけに丁寧な解説をしている。
もちろん価値観はそれぞれであり、必ずしもクリぼっちが悪いことだと考える必要はない。そもそも、ひとりで過ごすのが楽しい人、まったく気にならない人も多数いるだろう。
ところでNTTソルマーレは、クリぼっちが読むと「絆」を感じられるかもしれない漫画として「ONE PIECE」を挙げている。ほかに予定がなかったら、試してみるのもよいかもしれない。