フリューは、主に女子高生・女子大生の動向調査を行う同社の「GIRLS’TREND(ガールズトレンド)研究所」を通じ、女子高生・女子大生の SNS 利用状況や母親との関係を調査した。それによると、全体の93.8%が LINE を使っており、SNS 利用者のうち96.2%が母親と LINE で“友達”になっていた。

まず、女子高生・女子大生がどのような SNS を使っているか調べたところ、以下の結果が得られた。9割以上が LINE を利用しており、ほかの SNS に比べ「身近なツール」といえる。

・LINE:93.8%
・Twitter:74.4%
・Instagram:49.8%
・Facebook:29.1%
・その他:2.2%
・SNS は使っていない:6.2%

女子高生・女子大生の9割が母親と“LINE 友達”、仲良し親子はママとが9割超、パパとが7割弱
利用している SNS

続いて、SNS を利用している回答者に「母親と友達になっている SNS」がどれかを尋ねた。1位は LINEで、96.2%という SNS 利用者のほとんどが母親と友達になっている。2位は、10.8%と大きく引き離されて Facebook だった。

・LINE:96.2%
・Facebook:10.8%
・Twitter:8.0%
・Instagram:3.3%
・その他:1.4%
・SNS 上の友だちにはなっていない:0.0%

母親と友達になっている SNS
母親と友達になっている SNS

また、SNS に限らず母親との連絡に最もよく使う手段を質問したら、1位が「LINE のトーク」(58.6%)、2位が「電話をかける」(28.2%)、3位が「メール(E-mail)」(7.9%)となった。この結果からも、LINE が女子高生・女子大生に浸透したツールであることがわかる。

母親との連絡に一番よく使う手段
母親との連絡に一番よく使う手段

母の日(5月10日)も近いが、女子高生・女子大生と母娘および父親の仲の良さはどうだろうか。母親との関係を「とっても仲が良い」「まあまあ仲が良い」とした割合は91.6%あり、父親との仲の良い66.6%に比べ25.0ポイントも高かった。「とっても仲が良い」という回答に限ると、母親は56.4%、父親は20.3%で、その差は36.1ポイントに開く。

【母親との関係】
・とっても仲が良い:56.4%
・まあまあ仲が良い:35.2%
・そんなに仲良くない:6.2%
・仲が悪い:2.2%

【父親との関係】
・とっても仲が良い:20.3%
・まあまあ仲が良い:46.3%
・そんなに仲良くない:21.6%
・仲が悪い:11.9%

母親および父親との仲の良さ
母親および父親との仲の良さ

なお、理想の母親を芸能人にたとえてもらったところ、1位は木下優樹菜さんで、13.7%が選んだ。木下さんの1位は2年連続。そのほかには、辻希美さん、北川景子さん、安室奈美恵さん、篠原涼子さん、観月ありささんの名前が挙がった。

理想の母親を芸能人にたとえると?
理想の母親を芸能人にたとえると?

調査は、フリューが運営するプリントシール(いわゆるプリクラ)画像共有サイト「ピクトリンク」の会員である女子高生・女子大生(高専生、専門学校生、短大生を含む)に対し、3月13日から3月29日にかけて実施した。有効回答数は227人。