ICT 総研は、Apple の腕時計型ウェアラブル デバイス(スマートウォッチ)「Apple Watch」に対する消費者の購入意向を調査した。それによると、「既に予約した」人と「購入しようと思っている」人は合わせて8.0%おり、年代が低いほど購入意向が高かった。Apple Watch の発売日は4月24日で、購入予約受付は4月10日から行われている。調査は4月13日と14日に行った。

「Apple Watch」購入希望は8%、7割超が「購入するつもりはない」
Apple Watch の購入意向

購入を希望している層の内訳は、「既に予約した」が3.5%、「購入しようと思っている」が4.5%。一方、「購入するつもりはない」人が72.5%おり圧倒的に多い。また、「まだわからない」人は19.5%いたが、こうした消費者は例えば“LINE の Apple Watch 対応”がキラー アプリケーションとなって購入希望層に転ずるだろうか。

Apple Watch 対応 LINE などはキラーアプリになるか? (出典:LINE、Apple)
Apple Watch 対応 LINE などはキラーアプリになるか?
(出典:LINE、Apple)

購入意向を年代別に見ると、「既に予約した」「購入しようと思っている」の合計は20代だと15.4%だが、30代では13.3%、40代では7.8%となり、年齢層が上がるにつれて少なくなる。

年代別 Apple Watch 購入意向
年代別 Apple Watch 購入意向

続いて、「既に予約した」「購入しようと思っている」人に加え「まだわからない」人に対し、Apple Watch の「どのモデルが欲しいか」を質問した。希望者の最も多いモデルは、価格が比較的安い「Apple Watch Sport」(31.1%)。僅差で「Apple Watch」(28.5%)が続き、最高で200万円を超える高額モデル「Apple Watch Edition」の希望者は3.3%にとどまった。

モデル別 Apple Watch 購入意向
モデル別 Apple Watch 購入意向

調査は、Web アンケートで実施、550人から回答を得た。