3月末には、山陽新幹線の徳山駅から新山口駅間のトンネル内でも携帯電話が利用できるようになる。

NTT ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは、山陽新幹線トンネル内で、携帯電話のサービスエリアを拡大、品質改善を目的に、JR 西日本と共同でエリア整備を進めている。今回のサービスエリア拡大の予定時期は3月27日。始発列車よりサービスが開始される。

拡大するサービスエリアは、大平山トンネル(一部)〜新山口駅(一部)間の、大平山トンネル(西側)、多々良山トンネル、第1右田トンネル、第2右田トンネル、第1畦倉トンネル、第2畦倉トンネル、第1赤岸トンネル、第2赤岸トンネルの計8トンネル。

トンネルなどで電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域で、移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などが利用できるようにするなど、「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われているが、今後、小倉駅〜博多駅間のトンネル内のエリア整備も予定されており、2015年内にはサービスが開始されるそうだ。

山陽新幹線でまた8トンネル、携帯電話が利用できる
山陽新幹線におけるこれまでのサービス拡大状況