音楽ストリーミングサービスやオンラインダウンロード、ファイル共有など、デジタル化は音楽分野にかなり深く浸透してきた。しかし、LP レコードが、米国で奇跡の復活を遂げているらしい。

米国調査会社の Nielsen(ニールセン)が、2013年12月30日から2014年12月28日までの12か月間の「2014 米国音楽年末レポート」を発表しているが、それによると、音楽ストリーミングは2014年も大幅な伸びを維持し、1,640億曲が、オーディオ/ビデオプラットフォーム経由で、オンデマンドでストリーミング再生されたそうだ。

オンデマンドストリーミングは2013年比で54.5%成長、オーディオオンデマンド(60.5%増)とビデオオンデマンドストリーミング(49.3%増)の両方とも、驚異的な増加だ。

しかし、デジタル消費が全体的に(販売とストリームで)成長したにもかかわらず、デジタルアルバムとデジタルトラックは2013年に比べて減少した。

一方、LP レコードが記録的に強かったにもかかわらず、CD が弱く、物理的なアルバムの売上は減少した。LP レコードは610万枚という2013年の記録を上回り、920万枚という新たな記録を立てた。

またレポートでは、映画『Frozen』のサウンドトラックや、Taylor Swift(テイラー スウィフト)の『1989』にも触れている。

『Frozen』のサウンドトラックは447万アルバム相当ユニットで、2014年の消費高(アルバム売上、トラック相当アルバム、ストリーミング相当アルバム)ナンバーワンにランクされた。また『1989』は440万ユニットで2位にランクインした。

「1989」は、366万枚を売り上げた Taylor Swift の2014年のベストセラーアルバム。130万枚近くのアルバムを発売後最初の週で売り上げた。