ニフティと足立区の町工場であるヨシオは、一般生活者のアイデアから生まれたテーブル便利グッズ「オトスナテープ」が完成したと発表した。

実用新案申請済みで、東急ハンズ(一部店舗)の店頭で販売、ネット通販やカタログ通販などでも展開していく予定。参考価格は1セット入りで700円。

ニフティと足立区町工場が一般生活者のアイデアを商品化、「オトスナテープ」
本体イメージ

ニフティは2013年秋、“毎日の家事が楽しく便利になる”をテーマに、一般生活者から募ったアイデアを商品化する、「暮らしのプラスワンアイデアコンテスト」を実施した。「オトスナテープ」はこのコンテストで佳作に選ばれた、山梨県の女性のアイデアによるテーブル便利グッズ。商品化が決定後、東京都足立区の認定ものづくりブランド企業(FC ADACHI)のヨシオが開発・製造を進めてきた。

「オトスナテープ」は曲げて貼ったり、貼ったものをはがしたりできる。テーブルの端などに貼りつけ、小物や液体が落下するのを防止できるので、乳幼児や介護が必要な人の食事時、ビーズやプラモデルなどの小さな部品を扱う作業など、さまざまなシーンで活用できる。

利用イメージ
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「オトスナテープ」は、水分が染み込みにくい素材と、汚れても洗うと吸着力が復活する特殊吸着シートを採用している。