日本マイクロソフトは、2003年6月に発売されたサーバー OS「Windows Server 2003」のサポートが、日本時間2015年7月15日(米国時間2015年7月14日)に終了することを周知徹底したい意向だ。

日本マイクロソフトは、Windows Server 2003 で稼働するサーバーを約5万台まで減らすことを目標に、「待ったなし、Windows Server 2003 移行キャンペーン」を全国で展開中だ。

米国 Microsoft(マイクロソフト)の「サポートライフサイクルポリシー」に基づき、米国時間の2015年7月14日に、Windows Server 2003 のサポートが終了するが、2014年末時点で、国内で稼働するサーバー238万台のうちの8.8%、約21万台で Windows Server 2003 が稼働していると推定される。
 
同社は、2014年1月29日からサポート終了の2015年7月15日までを「サーバー乗り換え支援強化期間」と位置付け、移行計画のための相談、移行作業や移行コストの負担軽減など、顧客の課題にあわせて適切なパートナー企業を紹介、最新サーバーへの円滑な移行を図っている。

「待ったなし、Windows Server 2003 移行キャンペーン」、日本マイクロソフトが全国で展開中
各地域における Windows Server 2003の稼働率
(残っている割合の多い地域から)

また、マイクロソフトファイナンシングを通して、2015年3月末の今年度中の予算化が難しい場合でも、サポート終了までに最新のサーバー製品を調達できるよう支援する「サーバー乗り換え購入支援サービス」も用意している。このサービスでは、2015年6月末までにボリュームライセンスで購入する Windows Server ライセンスを、ゼロ金利でリース調達できる。