動画配信プラットフォームをクラウドでサービスする米国 Ooyala(ウーヤラ)が、オンライン動画広告配信技術の英国 Videoplaza を買収する。Videoplaza は、世界最大規模の動画広告配信プラットフォームを運用、あらゆるデバイスに動画広告を配信している。今回の買収で、Ooyala は、急成長する動画広告市場に参入、新しい観点での広告ビジネスを構築することが可能になる。

ビデオ視聴が伝統的なテレビから Web に移行するにつれ、主要な広告代理店はクライアントに、テレビの広告予算の最大25%をオンライン広告に移行するよう勧め始めているという。米国では、テレビ広告の売上増加はわずか3%だったことに対し、オンライン広告の売上は、今年40%以上の増加が見込まれているそうだ。

Ooyala 自身も、8月に買収によりオーストラリアの通信企業 Telstra の傘下となったが、その後も独立事業体として活動、Telstra のバックアップで事業拡大戦略を開始した。その第一弾が、今回の、オンライン動画広告配信技術 Videoplaza の買収だ。

Videoplaza もまた、Ooyala 経由で米国市場に販路を拡大する意向。

Videoplaza の顧客としては、ヨーロッパのエンターテイメントネットワークである RTL Group の M6(フランス)や IP Deutschland(ドイツ)などのアフィリエイト、スウェーデンのメディアグループである TV4 などの Bonnier Group のメンバー、Mediaset(スペイン)、STV(英国)、MediaCorp(アジア)、Sony Entertainment India、ならびにシンガポールの Mediacorp などがある。

また Ooyala は、オンラインによる動画の公開、管理、分析、収益化を行う企業で、あらゆるデバイスに向けてパーソナル化された動画視聴サービスを提供している。Ooyala の技術を利用する企業は、Univision、Foxtel、Comedy Central、NBC Universal、Telstra、ESPN、Telegraph Media Group、Telefonica、The North Face、Rolling Stone、Dell、Sephora、日本テレビ、毎日放送など。シリコンバレーに本社があり、ニューヨークシティ、ロンドン、シドニー、東京、グアダラハラ(メキシコ)に事業所を展開している。