今年の前半、Windows XP のサポート終了で大騒ぎになった IT 業界だが、来年の7月には、「Windows Server 2003」のサポート終了が控えている。Windows Server 2003 は2003年5月に発売され、パッケージ版はその翌6月から販売された。2014年7月まで、サポート期間は12年強となる、非常に息の長いサーバーだ。

日本マイクロソフトは、Windows Server 2003 のサポート終了(2015年7月15日、米国時間は2015年7月14日) に伴い、シトリックス・システムズ・ジャパンと共同で、Windows Server 2003 の「ターミナルサービス」と「Citrix Presentation Server」「Citrix XenApp」から最新のサーバークラウド環境への移行を支援するキャンペーンを開始する。

Windows Server 2003 の「ターミナルサービス」(最新 Windows Server 2012 R2 では「リモートデスクトップサービス」) は、クライアント PC で利用するアプリケーションをサーバー側にインストールして利用するために、端末に画面、キーボードやマウスなどの情報を転送する機能。

クライアント PC にデータを保存する必要がないため、情報漏洩などのリスクを低減できるほか、アプリケーションをサーバーで一括管理できるので、運用コストの削減にもつながる。Citrix Presentation Server と XenApp とを併用することで、限られた帯域でも利用できることから、セットでの企業内利用が進んだ。

日本マイクロソフトとシトリックスの2社は、Windows Server 2003 のサポート終了に伴い、顧客ユーザーが円滑に新しい環境に移行できるよう、共同でのキャンペーンを開始する。

キャンペーンでは、サーバー移行を支援するため、Windows Server 2012 リモートデスクトップサービス クライアントライセンス(RDS CAL)のオープンライセンス価格を、10%割引する。

また、XenApp SA リカバリライセンスを、参考価格から10%割引する(実際の販売価格はシトリックスの販売パートナーにより異なる)。

キャンペーン期間は、2014年10月1日〜2014年12月31日。