インターネット接続サービスの「@nifty」を運営するニフティが、先ごろ、新たなユーザー向けサービスを開始した。

ひとつは、会員優待価格サービスや商品を購入できる「@nifty 優待サービス」、2つ目は、全国のスポーツクラブと連携した「@nifty スポーツクラブ」だ。また、外出先から宅内の機器を操作できる「スマートサーブ」の機能を強化、複数端末から同時接続できるようになった。

「@nifty 優待サービス」は、月額500円(税別)で、「旅」「グルメ」「レジャー・エンタメ」「育児」「介護」「ハウジング」など約40万件のサービス・商品を会員優待価格で利用・購入できる、@nifty 会員向けサービス。ベネフィット・ワンの「ベネフィット・ステーション」と連携している。

@nifty 接続サービスと併せて利用する場合は、接続サービスの月額料金から最大200円(税別)が割り引かれる。

ニフティが春の新サービス、「@nifty 優待サービス」「@nifty スポーツクラブ」
会員サイトイメージ(PC 版)

「@nifty スポーツクラブ」は、全国のスポーツクラブやスポーツジム、フィットネスクラブと連携、詳細な情報からユーザーが自分に合ったクラブを探せる情報サービス。

入会検討時に必要な料金プラン、プログラムや所要時間、雰囲気を確認できる店舗内の写真、インストラクター情報などを紹介している。「駅・沿線」「市区町村」「営業時間」「プログラム」などの条件でクラブを検索できる。

「@nifty スポーツクラブ」トップページイメージ
「@nifty スポーツクラブ」トップページイメージ

また、宅内 LAN に接続された機器を外出先から操作できる「スマートサーブ」ネットワークサービスの機能を強化し、複数端末から同時接続できるようにした。最大同時接続数は10台。

「スマートサーブ」は、小型の専用機器(サービスアダプタ)を宅内 LAN につないで VPN 環境を構築、外出先から機器を操作できるようにするサービス。2013年10月に開始された。

今回の機能強化では、1契約につき 1ID の発行だった「スマートサーブ ID」を、最大 10ID まで発行するもの。自宅のネットワークに同時に接続できる端末が最大10台となる。

「スマートサーブ」利用イメージ
「スマートサーブ」利用イメージ