デスクトップ仮想化製品の米国 Parallels は、 3月26日と27日にサンフランシスコで開催された Macworld/iWorld と同時開催の、オフィス向け Apple 製品に特化したカンファレンス「MacIT 2014」で、IT 部門の意思決定者 200 名以上を対象にした、エンタープライズ環境での Mac の使用動向調査の結果を発表した。

調査結果によると、現在ほぼ半数(45%)の企業が従業員に Mac を与えており、与えていない企業の10社中9社(95%)が、Windows PC と Mac の両方を一括管理できるシステムがあれば、従業員に Mac を与えたい、と回答したそうだ。

Mac の需要が高まっている理由として、すでに Mac への対応を開始している企業の約10 社中8社(77%)が、Mac は Windows マシンより全体的な信頼性が高いこと、また、約10社中7社(65%)が、Mac は Windows よりサポートが簡単、Mac だと従業員への訴求力が高まる(人材不足の状況では非常に重要な要因)ことなどをあげた。

一方、10社中7社(70%)が、社内ネットワークでの Mac の利用を許可しない主な理由として、Mac 管理の専門知識がないこと、Mac で Windows アプリケーションが使えないこと、をあげている。大多数の企業では、何らかの Windows 専用アプリケーションを使用しているようだ。

Mac は Windows より信頼できるが、Windows アプリが使えない--米パラレルスがエンタープライズ環境での利用動向を調査
Mac で Windows が稼働する Parallels 製品

Parallels プレジデントの Jack Zubarev 氏は、次のように述べている。

「今回の調査結果は、『エンタープライズ環境に Mac が進出してきたものの、サポートが不十分で、効率的に管理されていない』というわれわれの認識を裏打ちするものだ。エンタープライズ環境で Mac を使用するにあたっては、Mac で Windows アプリケーションの使用を可能にすることと、IT 部門による Mac と Windows PC の一括管理を可能にすることが主な 2 つの課題として挙げられるが、これらは Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition と Microsoft SCCM 用の Mac 管理プラグインで解決する」