内閣府政府広報室は、「合法ハーブ」などと称して販売される薬物の有害性を訴えるため、漫画家・福本伸行氏の作品を起用した。公式サイト「政府広報オンライン」に、独特な雰囲気をかもしだす電子コミックを掲載し、啓発を試みている。

内閣府の本気--薬物乱用防止に「カイジ」の福本氏による電子コミック起用
政府広報オンラインが福本伸行氏の電子コミックを掲載

同広報室によると、最近はハーブやアロマオイル、バスソルト、ビデオクリーナーなどと称して、麻薬、覚醒剤以上に有害となり得る薬物が、店舗やインターネットなどを通じて流通し、健康被害や交通事故などの二次被害を引き起こしている。

そのため同広報室は警察庁、消費者庁、財務省、文部科学省、厚生労働省などとともに、これらの「合法ハーブ」をうたった薬物の有害性を周知するキャンペーンの実施を決めた。

同広報室は、福本氏を「若年層を中心に幅広い人気を得ている作品『カイジ』『アカギ』などで知られる漫画家」と形容しており、その作品も含めてキャンペーンに適した人物と評価しているようだ。

政府広報オンラインに掲載した電子コミックは、8ページの短編だが、福本作品らしいナレーションやキャラクターが描き込まれている。

なお、同広報室は新聞、雑誌に掲載する広報物にも、福本氏が描き起こしたイラストを利用する。