法務省によると、平成25年(2013年)の人権侵犯事件の新規救済手続開始件数は、2万2,437件で、対前年比2.2%の減少となったそうだ。また、処理件数は2万2,172件で、対前年比2.3%の減少。

同省は、社会状況と関連したトピックスとして、インターネットにかかる人権侵害情報に関する取扱い件数が増加していることをあげている。10年前と比較すると、人権相談件数が約6倍、人権侵犯事件数が約5倍増加、いずれも過去最高となったそうだ。

インターネットが普及して、情報に簡単にアクセスできるようになったが、その反面、人権侵犯事件も、ここ数年高い水準で推移しているようだ。

2013年中に新規に開始した人権侵犯事件数で、インターネットにかかるものは、前年の671件を上回る957件(42.6%増)で、このうち、プライバシー侵害事案が600件、名誉毀損事案が342件。この2つで全体の98.4%を占めている。なお、これらのうち、プロバイダなどに対し削除要請したものは136件。

インターネットでの人権侵害が急増―法務省発表
インターネットで人権侵害が急増(出典:総務省)