クロス・マーケティングが実施した「音楽鑑賞に関する調査」によると、1か月あたりの音楽鑑賞に使用する金額は「1000円未満」と回答した人が40%で最も多く、「全くお金は使わない」と回答した人は21%だったという。また、全体の68%が CD を購入すると回答し、音楽配信サービスでは49%が「購入したことがない」と回答していることが分かった。

音楽鑑賞にかける金額は1か月1,000円未満が6割、いまだ7割がCDを購入
年代別の音楽鑑賞実態概要

音楽鑑賞する場所は、若年層ほど「歩きながら」「電車/バス」など移動中の割合が高く、「自宅」で聴く割合は高齢者ほど高くなることがわかった。また、音楽を歩きながら聴く鑑賞者は、78%が2時間以上音楽を聴いているという。

音楽の鑑賞媒体では、全体で73.9%がパソコンを利用している。一方、スマートフォンでは若年層に、自宅のコンポなどのオーディオでは高齢者層に利用者が多い傾向がある。

音楽の情報入手源と音楽を鑑賞する場所
音楽の情報入手源と音楽を鑑賞する場所

音楽情報の収集源は、若年層の割合が高いものの、全体としても「YouTube などの動画視聴サイト」(53.5%)がもっとも多く、2番には「テレビ番組」(41.1%)が続いた。また、音楽を購入しないと回答した人は全体の26%おり、非購入理由の48%が「YouTube などの動画視聴サイトで鑑賞できるから」だという。

1か月あたりの音楽に使用する金額と1日の音楽鑑賞時間、音楽の保存曲数
1か月あたりの音楽に使用する金額と1日の音楽鑑賞時間、音楽の保存曲数

音楽の保存曲数では、全体の24.8%が「2000曲以上」と回答した。一方、「50曲未満」と回答した割合が多かったのは高校生の男性と40代の女性で、どちらも20%を超えた。

一方、全体の約60%は直近1年以内にライブに行ったと回答した。

調査は東京都/千葉県/埼玉県/神奈川県に住む15歳から59歳の男女のうち、趣味に関する設問で「音楽鑑賞」または「楽器演奏」と回答した694人を対象に行った。年代7区分と性別2区分にて各50サンプルずつ回収し、割り付けをした。