東京都知事選挙で敗北した家入一真氏が、新政党「インターネッ党」を立ち上げ、2020年までに東京23区の区長選すべてに候補者を送り込む計画を明らかにし、話題を呼んでいる。2014年6月の中野区長選が最初の一歩となる。

家入一真氏「インターネッ党」立ち上げ、2020年までに区長選すべてに候補擁立
インターネッ党の公式サイト

家入氏は、ホスティングサービスを手掛ける paperboy&co. の創業者。都知事選に立候補し、主要候補に続いて得票数5位に入った。都選挙管理委員会によると最終的な得票数は8万8,936票で、上位の候補とは1〜2ケタの差があるが、同氏のソーシャルメディア上での発言は落選後も意気軒高で、今後の活動拡大に前向きな姿勢を崩していない。

インターネッ党は、都知事選で家入氏がかかげた政策の実現を目指すほか、機関紙としてメールマガジンを発行し、政策実行のためのコミュニティを構築するとしている。

また2020年までに東京23区の区長選すべてに候補者を擁立する考えで、公式サイトにスケジュールも公開している。具体的には6月の中野区長選を皮切りに、7月の杉並区長選、10月の品川区長選、11月の新宿区長選と、矢継ぎ早の選挙活動を予定している。

欧米ではすでに「インターネット政党」と呼ばれる政治活動が本格化しており、特にネットを通じた言論の自由や、政府の監視反対を掲げた海賊党(Pirate Party)が各国で盛んに情報を発信。欧州議会で議席を獲得するなど、一定の勢力を持つようになった。

日本では従来、ごく散発的な活動のみ存在していたが、今後インターネッ党のような試みが大きな流れになるのかどうかが注目される。