ICT 総研が実施した携帯電話キャリア3社を対象とする「学割」サービス利用動向調査によると、サービス加入率は NTT ドコモが80.3%でトップ、サービスの満足度は KDDI 利用者が60.5ポイントでトップだという。

携帯電話の「学割」サービス利用動向調査、加入率トップはドコモ、満足度トップは KDDI
学割サービスの加入率

学割サービス加入率は各社軒並み高く、KDDI が78.1%、ソフトバンクモバイルが75.6%と NTT ドコモに続いた。携帯電話を持つ学生の学割サービス加入率は平均78.3%だという。

学割サービスの満足度
学割サービスの満足度

学割サービスの満足度では、100点満点換算の満足度ポイントで NTT ドコモが58.6ポイント、ソフトバンクが55.9ポイントと KDDI に続いた。KDDI は、「満足している」「どちらかと言えば満足している」のいずれかを選択した回答者の割合が70.1%を占めた。

子供に携帯電話を利用させるにあたり感じること
子供に携帯電話を利用させるにあたり感じること

また、料金を支払うのは保護者が87.9%で、学生本人は8.4%と1割以下に留まる。端末の購入時には、学生本人の意見を最も重視する場合が半数以上だという。しかし、「子供に携帯電話を利用させるにあたり、感じること」という質問では、「子供が外にいても、すぐに連絡が取れる」(63.4%)という点が支持を集めた一方で、「利用料金がかかりすぎる」(31.5%)、「携帯電話利用時間が長すぎて、勉強時間が十分に取れなくなる」(26.2%)、「SNS等に熱中しすぎて、ネット依存症になってしまう」(22.7%)などの悪い実感も多かった。

学生/子供の携帯電話利用者数推計
学生/子供の携帯電話利用者数推計

同社の推計によると、学生/子供の携帯電話利用者数2013年末時点で1,142万人。今後、学生/子供の人口自体は漸減していくが、携帯電話普及率の増加で利用者数自体は微増していく傾向だという。各社は「学割」サービスによる学生の囲い込み競争、さらにはその家族の囲い込み競争を激化させている。

調査は、携帯電話を利用する学生の子供持つ親1,000人に行った。